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沖縄の海は生活圏と隣り合わせだから、

環境問題の本質が鮮明に見えてきます。

 皆さんが住んでいる近くの海と、沖縄のサンゴ礁の海との大きな違いは、潮が引いたときの海岸の景色です。ここ大度浜海岸では、干潮時になると「礁原(しょうげん)」と呼ばれる広い陸地が現れ、その中にプールのような潮だまりが点在します。

 礁原に入ると、まず目に飛び込んでくるのは、透明度の高い潮だまりを泳ぐ色鮮やかなルリスズメダイの姿が目に付きます。さらに沖へ歩いていくと、ウニ、ヒトデ、ナマコなど、多様な生き物たちと出会うことができます。

 サンゴ礁の海は、これらの生き物たちの住処であるだけでなく、地域の人々の暮らしにも大きな恩恵をもたらしています。たとえば、サンゴ礁の地形は台風による大きな波を和らげ、天然の防波堤として地域を災害から守っています。

 このサンゴ礁の海で出会った様々な生き物たちの視点に立って、私たち人間と自然とのつながりについて、一緒に考えてみませんか?

一つの生物の営みが、

他の生き物の生きる可能性を生む。

潮溜りを覗き込むとまず最初に眼に入るのは、熱帯・亜熱帯でしか見ることのできない魚類で青色鮮やかなルリスズメダイです。この美しい魚が持つ意外な男女(オス・メス)のストーリーとは…

ヒシの上を歩いて行くと多数の穴や溝を見ます。よく見るとこの穴や溝は多くの生き物たちの隠れ家になっています。ある生き物のある行動が、この複雑な立体環境を作ったのです。その生き物とは…。

生物多様性の高いサンゴ礁の海は、このように話題に事欠きません。まだ解明されていない現象も多く、世界中から沖縄の大学・研究機関に研究者・留学生が集まり、未来につながる探究をしています。

「生き物の視点」で見るとは

サンゴ礁の海には、あまりにも多くの生き物たちが、にぎやかに共存しています。

自然の中で暮らしている、その生き物が何を食べ、何に食べられ、どんな場所に住み、どんな生き物と共生しているのか、といった生き物同士のつながりについて、理解することが大事です。

「生き物の視点」を想像してサンゴ礁環境をみると、今までと違う発見があることに気づきます。

フィールドワークの振り返り

 フィールドワーク終了後には、振り返りを行います。

   生徒たちの気づきや疑問に答えながら、指導員が大学で取り組んでいる研究課題を紹介し、なぜ?から始まる探究のわくわく感を伝えます。

備    考

●実施場所:糸満市大度浜海岸

●人数比:生徒数6~13人に対して、大学生又は大学院生を配置

●所要時間:100~180分  ●遂行人数:最小人数12名~最大人数160名

 

●受入れ可能時:期干潮時に合わせて実施します。通年で可能ですが、不可もあります。要確認。

●実施決定後、注意事項等説明資料を送付します。

※人数比と所要時間で料金が変わります。事前に内容説明及び予算案をご提案します。

エコツーリズムデザイン研究所  〒902-0064 沖縄県那覇市寄宮3-2-21

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